リカバリーカレッジとは

RECOVERY COLLEGE
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リカバリーとは

about “Recovery”
リカバリーとは リカバリーカレッジうつくしま リカバリーカレッジうつくしまは、リカバリーについて共に学び合う場です。

リカバリー(recovery from mental illnessまたはrecovery in mental illness)とは
深刻な精神的不調からの回復を意味する言葉です。

たとえ症状や障がいが続いていたとしても、一人ひとりが人として生きる中で、

  • 失った何かを取り戻し、自分のありたい姿や新たな人生の目標を見出すこと
  • 誰かに方向付けられるのではなく、自分で生活の舵取りをしていくこと
  • 向かうべき目標(ゴール)へと主体的に努力し、自分の可能性を広げていくこと
といった変化へのプロセスそのものを指します。

多様な考え方がある言葉ですが、わかりやすく解説された以下のサイトもご参照ください。

Papageno |【精神障害のリカバリーとは?】定義や起源、支援の方法をわかりやすく解説
https://papageno.co.jp/recovery/

一人ひとりでリカバリーの捉え方は異なりますし、一人ひとりが語るべき大切なリカバリースト-リーがあると思っています。
まだリカバリーを考えられない、考えたくない人もいるかもしれません。
そうした想いも大事にして、リカバリーの旅路に寄り添えたらと思っています。

是非学び合いを通して「リカバリーとは何か」を深めていきましょう。

リカバリーカレッジとは

about “Recovery College”

リカバリーカレッジとはリカバリーについて共に学び合う場です。
2009年にイギリスで初めて開設されて以降、⽇本においても全国的に広がりをみせています。

リカバリーカレッジは、
以下の3つを原則としています。

Co-production(コ・プロダクション:共同創造)で企画・提供されること 精神的つらさを経験した方々と、メンタルヘルスの専門家が立場を越えて意見を交わし合い、それぞれの知識や経験を持ち寄って講座を作り上げています。

教育モデルであること 医療でも福祉でもない、「学び合いの場」という新しい選択肢です。
これまでの「支援する‐される」という縦の関係性から、お互いの強みを活かして「共に学び合う」という水平の関係性へと変わっていくことが期待されています。

誰でも参加できること 精神的つらさを体験した方々、ご家族、地域住民、メンタルヘルスの専門家など・・・
誰もが対等な関係性の中で、リカバリーについて共に学び合うことができます。

リカバリーについての学び合いは、

  • 「わくわくする希望(Hope)の感覚を取り戻すこと」
  • 「自分自身の強みを活かして生活の舵取り(Control)をすること」
  • 「他者や社会に対する新たなつながりの機会(Opportunity)を得て、次の一歩を踏み出すこと」
につながります。

詳しくは以下の内容をご参照ください。

リカバリーカレッジの理念と実践例(リカバリーカレッジ ガイダンス)
https://recoverycollege-research.jp/wp-content/uploads/2019/RecoveryCollegeGuidance201903.pdf